注意事項


選手手帳の必携

  1. 選手は、連盟発行の選手手帳を常に携帯すること。
  2. 審査証は、原則としてチーム指導者が管理するものとする。
  3. 選手手帳および審査証には所要事項を記入のうえ、自分の写真を貼付する。
  4. 貼付する写真は、ユニフォームを着用し、無帽とする。
  5. 試合前の審査の際には、この審査証を必ず審査員に明示すること。

中学3年生の公式試合出場

  1. 中学3年生は、8月31日までとする。
  2. 地域によってはそれぞれの事情が異なるため、前記以後の中学3年生のみによる地区 大会出場期限の認定は、各支部長にゆだねる。
  3. 地域の異なった支部の中学3年生が練習試合を行う場合、当事者同士の支部長間で話 し合いを行う。

 

冬季の試合禁止

12月より翌年2月末日までの間の試合を禁止する。ただし予選などの特別の理由がある ときは、チーム代表はあらかじめ、その予定を支部長を通じて支部担当連盟理事まで書面で 提出し、了解を得なければならない。了解を得た場合でも、健康面に関しては十分に留意す ること。なお、沖縄については適用しない。

 

練習時の安全確保

  1. 監督・コーチ不在時の練習は厳禁する。
  2. 練習前の用具点検は徹底的に行う。
  3. 死球並びに自打球による傷害防止用具のレッグガード(バッティングレガース)およびエル ボ-ガード(打者用)の使用を認める。

 

変化球の禁止

小学生のにおける公式試合・練習試合において投手の変化球を禁止する。変化球が投球された場合は、球審は次のように判定、処置、指導するものとする。

  1. 球審は、変化球と判定した時は、ただちに「ボール」を宣告し、投手とチームの指導者に 対し、変化球を投球してはならないことを注意指導する。 注1.変化球を投げた場合、一回目は投手・監督に注意し、2回目は同投手に降板を命 じる。(降板を命じられた投手はその後試合に出場出来ないが、ベースコーチのみ 許される) 注2.変化球と判定された場合、走者のいるときはボークとなる。 注3.球審が違反を宣告したにもかかわらず、打者が安打、失策、四死球、その他で1塁 へ達し、しかも全走者が次塁に達した時は、反則とは関係なくプレーが続けられる。 注4.スローボールは、故意にボールの回転に変化を与えたボール以外は変化球と判定 しない。
  2. 球審は、変化球か否かの唯一の決定者である。
  3. アンダースローで投球すると変化しやすいので、指導者はアンダースロー投法をさせない ように指導すること。

 

ランナーの臨時代走

試合中、攻撃側選手に不慮の事故などが起き、一時走者を代えないと試合の中断が長引 くと審判員が判断したときは、相手チームに事情を説明し、臨時の代走者を許可することが できる。この代走者は試合に出場している選手に限られ、出場していない選手を起用しては ならない。 また、相手チームに代走者の指名権はない。 なお、この代走はその場限りとする。

 

ベースコーチについて

  1. 小学生の部では、攻撃側チームの監督・コーチに限り、コーチスボックス内で、ベースコ ーチを務めてもよい。
  2. 小学3年生以下軟式の部では、攻撃側チームの監督・コーチが、コーチスボックス内で 必ずベースコーチを務めなければならない。

 

控え審判制

大会に、控え審判を確立すること。

 

選手への一般的注意事項

  1. 攻守交替・四球は全力疾走させる。
  2. 服装は正しく着用させる。
  3. 試合が始まったら次打者以外の選手はベンチに入り、用具類も必ず所定の場所に置か せる。
  4. 打者がサインを見る時はバッターズ・ボックス内で見る。必要以上にバッターズ・ボックス 内から出てはならない。
  5. 次打者は、必ずネクスト・バッターズボックス内に入り片ひざをついて待つ。他のバットや 捕手レガース・プロテクターを持って入らないこと。
  6. 攻撃に移るチームは、すみやかにベースコーチを所定の位置につかせる。監督が選手を 集めて注意する場合でも、とりあえず補欠の選手を出しておき、注意が終わったあとで交 替する。
  7. 打者は、やたらとバッターズ・ボックス内で声を出さないこと。捕手にも打者とのやりとりを させないこと。
  8. 打者および走者並びにベースコーチは、試合、練習を問わず両耳付きのヘルメットを着 用すること。とくに、不良品の使用は厳禁する。
  9. 足を上げてのスライディングは、固く禁ずる。
  10. 投手は、ワインドアップ、セットポジションを問わず、必ず投手板に触れてサインを見る こと。
  11. 捕手は、投球を受けたらただちに投手に返球し、みだりにキャッチャース・ボックスの前 に出ないようにすること。
  12. 塁上でプレーが行われる場合は、必ずベースの一角をあけておき、不必要なタッチをし ないこと。
  13. 球がまだ来ていない時のタッチのまね(空タッチ)は禁止する。
  14. 走者をだましてアウトにしたり、進塁を妨げたりすることのないように注意をする。
  15. 少年野球らしくないヤジを飛ばした時は、攻守交替時、監督またはチーム責任者に注意 を与える。(応援団も含む)
  16. 隠し球をしないように注意する。
  17. 小学生の部では、走者1・3塁の時、3塁に偽投して1塁へけんせいをした時はタイムを かけて注意を与える。
  18. 投手が審判からボールをもらう時や打者がバッタース・ボックスに入る時、帽子を取るの をやめること。
  19. チームには必ずロージンを準備し、投手に使用するよう指導すること。雨天の際は、投手 の腰のポケットに入れるように指示する。
  20. 主将は、決められた用紙にオーダーを記入し(3部、フリガナを打つ)、審査終了後ただち に大会本部へ提出する。
  21. その他の事項は、大会規定に準ずる。

 

審判員の順守事項

A.試合前

  1. 審判員は、少なくとも担当試合の1時間前には球場に到着し、球場の責任審判員に届け出 ること。
  2. 球場到着後は、チーム関係者との談話を慎むこと。
  3. 審査終了後、ただちに主将より所定のメンバー表を受け取るとともに、攻守を決める。
  4. 監督・主将にグラウンドル-ルを説明するとともに、注意事項をもう一度徹底する。
  5. 試合の責任審判員をを決定するとともに、サインなどの打合せをする。
  6. 服装は端正にし、サングラス・運動靴などの着用は禁止する。
  7. グラウンドを視察し、大会本部と打ち合せをしてグラウンドルールを決め、大会中は決定ル ールにより試合を行う。

 

B.試合中

  1. 審判員は、グラウンド内にいる時は、常に駆け足で行動する(腕組み・後ろ手・腰に手を当 てたりしない)。
  2. 常に試合のスピードアップに心掛け、選手に全力疾走するように声を掛ける。
  3. ジャッジは明快にして、監督・選手に不信を抱かせないようにする。
  4. グラウンド内においては、選手と話をしてはならない。
  5. ベース上を通過する球に対する判定は、塁審が行うようにする。ベースまでの球は球審が 判定する。
  6. ボークの判定があった場合には、他の審判もこれに同調する。
  7. インフィールドフライの宣告は、球に近い審判が行い、球審がこれに同調するものとする。
  8. ハーフスイングの時は、原則として球審が判定するものとするが、監督・捕手より要請があ れば塁審に聞かなければならない。この場合、聞かれた審判は、ただちにストライク、ボー ルの判定をし、その判定を最終のものとする。
  9. 試合中に、水・冷やしタオルが必要な時はイニングの間に本部席に要求することができる。
  10. 暗黒、降雨その他の事情で試合を中止するなど、大会の運営に関係ある事柄について は、球場責任者と協議して決定する。
  11. 試合中に雷が発生した場合は、直ちに試合を中止する。なお、遠くに発生した場合でも、 状況を判断して中断の処置をとる。
  12. 控え審判は必ずルールブックと連盟特別規則を前に置いて観戦すること。
  13. 審判員の服装は連盟の指定に従う。

 

C.試合後

  1. 試合終了後、必ず責任審判員、控え審判員を交え反省を行う。
  2. 合終了と同時に、次の試合開始時間を大会本部と決定する。
  3. 任審判員は審判報告書を記入し、支部審判部長がまとめて連盟へ提出する。(特に、ト ラブルの起こった事柄を詳細に記入する。)

 

審判員の交通費

  1. 審判が、審判員として試合に臨む場合、依頼者は平日は3,000円、土・日・祝日は2,0 00円の交通費を審判に支払い、さらに1試合について1,000円を加算するものとする。
  2. 各球場の責任審判については、さらに1試合分を上乗せするものとする。
  3. 諸規則の違反が行われた場合は、本部審判委員会で調査権・査問権を行使することが ある。
  4. 以上の規定は上限を示したものであるが、諸般の事情により変更されることがある。 ※その他、各種規定や禁止事項は、各大会規定などの詳細を通覧のこと。

 

女子選手について

  1. 練習および試合中の事故に対して、特に注意をはらうこと。
  2. 野球場においての更衣および便所に配慮すること。
  3. 遠征による宿泊時の管理を十分に考慮すること。
  4. 体調不良時の対応に気配りすること。

▲ページの上部へ戻る